レット・プリーズについて

レット・プリーズとは、同じコートで同じ方向を向いてラケットをスイングし、ボールを打つというスカッシュ独特のルールです。
原則としてラリー中、ボールを追いかける途中に相手が居たり、相手にボールまたはラケットをぶつけそうになるなど正常なプレーをするのに相手が邪魔と感じた時に「レット・プリーズ」と声に出してラリーを止めます。
「アピール・プリーズ」同様必ず声に出してアピールするようにしましょう。レット・プリーズの判定にはタイミングが重要な割合を占めます。タイミングについては後述します。
レット・プリーズはスカッシュで大事なルールですがラリーの結果をレフリーに委ねる行為でもあるという事です。基本的にレフリーの判定は覆りません。
自分がレットだと思って止めてもノーレットと判定される事もあります。
レット・プリーズはプレイヤーの権利ですが、同時に自分の頑張ったラリーの結果をレフリーに委ねる行為でもある事も覚えておきましょう。

適正なスイングについて

ジャッジをする上でプレーヤーは適正なスイングを行ったかどうかは重要なポイントとなります。
スイングとは「バックスイング(テイクバック・ラケットアップ)~スイング~フォロースルー」までの一連の動作になります。
スイングは個人差があるものなので、そのプレーヤーにとっての適正なスイングかどうかをしっかり見極める必要があります。

適正なスイングの目安

プレーヤーがスイング時にとにかく気をつけるのは「相手にラケットを当てない事です。
またボールを打たない方のプレーヤーは相手のスイングの範囲内に入らないように全力で避けましょう。
個人差はありますが、大体この範囲なら適正であるという目安です。

上から見てラケットスイングのバックスイングからフォーロースルーまでのおおよそ180度の範囲内に収まっている。
スイング01_1

横から見てスイングをする人の腕を伸ばした幅に前後ラケットの長さを足した範囲内に収まっている。
スイング02_2

レフリーから見た時に、ボールを打とうとしているプレーヤーの適正なスイングの範囲内にもう1人のプレーヤーが入っている時にアピールが発生すれば、ほとんどの場合ストロークとなります。
勘違いしやすいのはバックスイングを妨害してもストロークになるという事です。バックスイングも適正なスイングに必要な動作ですので「バックスイングができない」とアピールをされた時、もう1人のプレーヤーが適正なスイングの範囲内にいればストロークです。

ストロークを取りに行く為に、テイクバックやフォロースルーが適正なスイングの範囲を超えていると判断した場合はレットや
ノーレットにしたり、「最大限プレーを継続する意志が無い」「アピールをする為にレット・プリーズをやった」などと判断した場合場合にはノーレットにしたり、プレーはレットにしてもコンダクト等を与えるようにして下さい。